今回は転職エージェントの活用方法についてお伝えしていきます。
転職活動始められたばかりという方の中には、
- エージェントは複数利用したほうがいいのか
- 複数利用したいけど、そんな時間ない
- エージェントを利用する際に、どんなことに気をつけたらいい
といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、転職エージェントを上手に活用し、効率よく内定を掴むための方法を解説しています。
「転職エージェント経由で2社の内定」を獲得した私の経験をもとにご説明していきます。ぜひ最後までご覧ください。
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- 倍率50倍を超える企業から内定を獲得
- 前職では、1次選考の採用担当もしておりました
- ホワイト企業に転職し、現在はストレスの無い日々を過ごしています
目次
複数の転職エージェントを利用しよう
結論、転職エージェントは複数利用することをおすすめします!最低でも、5社程度の転職エージェントには登録しておきましょう。
複数利用をおすすめする理由は、以下のとおり。
- 担当のエージェントによって、相性があるから
- 各エージェントにより、扱っている求人が異なるから
順番にみていきましょう。
担当するエージェントとの相性を確かめるため
担当するエージェントが、あなたとの相性にマッチしているか、確かめましょう。
それは、転職エージェントと数カ月にわたるお付き合いになる可能性があるためです。
リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaなどの、転職エージェントサービスをおこなっている会社が2万社ほどあると、言われています。
各エージェント会社には、あなたの担当をする転職エージェントが所属しています。特に大手のエージェント会社では、多くの転職エージェントが所属しており、あなたと相性の良い、エージェントが付くかどうかは運次第です。
そのため、より多くのエージェントに会うことができれば、自分に合ったエージェントと出会う確率を高めることができます。
各エージェントにより、扱っている求人が異なる
各転職エージェントによって、扱っている求人が異なります。また、「転職エージェントにしか掲出していない非公開求人」も存在しています。
なので、より多くの求人に触れるためには、複数のエージェントに会う必要があります。
とはいっても、
- 複数の転職エージェントに会うのは面倒
- そもそも、そんな時間ない
- 複数のエージェントを利用するのは失礼なのでは?
と感じた方もいるかもしれません。
なので、ここからは「複数の転職エージェントを上手に活用するコツ」を解説していきます。
実際に私も、5社の転職エージェントを利用しておりました。エージェント経由で2社から内定を取得しておりますので、実体験からお伝えします。
そもそも、「転職エージェントってなに?」という方は、以下の記事を参考にされるとよいかもしれません。
【図解】転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識
複数エージェントを活用するためのコツ
電話面談(またはオンライン面談)を利用する
5人と面談するなんて、そんな時間はないという方は、電話面談(またはオンライン面談)を活用しましょう。
私も当時は、本業が忙しいなか転職活動をしていたため、1日に2人のエージェントと直接面談していました。
1日2人と面談したとしても、5人 ÷ 2人 = 2.5日かかるという計算に...
なので、電話で面談がオススメです。
夜遅く(21時台とか)に対応してくれるエージェントもいたりするので、電話面談なら忙しいあなたにも、うってつけです。
しかし、対面とは異なり、コミュニケーションが取りにくい部分があります。「希望求人の業界や特徴」、「聞きたいこと」などは予め準備しておくとスムーズでしょう。
最近では、コロナ禍により、オンラインによる面談をおこなっている企業もあります。スキマ時間を活用し、複数のエージェントとコンタクトを取りましょう。
最終的には2社に絞る
5人の中から、最終的には自分に合うエージェントを2人程度に、絞っていくことをおすすめします。
それは、単純に5人のエージェントとやり取りを継続するのは大変であるからです。
なので、実際に自分とマッチするエージェントの利用を継続しましょう。
「自分に合うエージェントが1人も見つからなかった」という方は、5社の面談では足りなかったのかもしれません。
それか、別のエージェントに変えてほしい旨、転職エージェント会社に伝えてみてもよいかもしれません。
また、1度繋がりを持った他のエージェントにも、定期的に連絡しておくことをおすすめします。最低でも月に1回、2回は、連絡を取っておきましょう。
それは、担当エージェントの顧客リストは、最後にやり取りした人が1番上に掲載されるケースが多いためです。エージェントが管理する顧客リストの奥底へ、あなたが埋もれてしまわないよう、注意しましょう。
転職エージェントを活用する上で気をつけるべきこと
転職エージェントのビジネスモデルを知る
転職エージェントのビジネスモデルは、是非知っておきましょう。
転職エージェントサービスを提供している企業は、紹介した転職者の入社が決まることで売上げになります。
エージェントへのフィー(手数料)は、「転職活動をしているあなたから」ではなく、「あなたが入社する企業」が支払うことになっています。
概ね、転職者の初年度年収の30%~40%が、企業から転職エージェントへ支払われる報酬額の相場です。
つまりエージェントは、「内定が出やすい企業」や「入社させやすい企業」をあなたに勧めてくる可能性が高いです。ビジネスモデル上、半分は仕方のないことですが、こうした背景はよく理解しておきましょう。
もちろん、エージェントの中には、「あなたの立場に寄り添い、転職をサポートしてくれるエージェント」もおります。そのようなエージェントは大変優秀な方だと思います。
とにかく大事なのは、「自分の頭で考えること」です。なんでも鵜呑みにせず、1回は自分の脳内フィルターを通してから、判断するようにしてください。
「すぐにでも転職をしたい」という意志を伝える
「良い企業があれば、すぐにでも転職する」という意志を、あらかじめ伝えておきましょう。
転職エージェントが力を入れたくなる顧客とは、転職への本気度が高い人です。
なので、積極的な転職への意志をアピールすることで、担当するエージェントが前のめりになります。
転職エージェントだけが持っている「非公開求人」も紹介してもらえますので、短期的に転職を考えていると思ってもらう必要があります。
複数の転職エージェントを利用していることは、隠さない
複数のエージェントを利用していることは、隠さず正直に伝えたほうがいいです。
それは、比較検討していることを伝えておくことで、転職エージェントへの適度なプレッシャーにもつながるからです。
大体の場合、「他のエージェントを利用しているか」をエージェントから聞かれます。
エージェント自身も、他社と並行して利用されていることには慣れていますので、そこは堂々と伝えてしまって問題ありません。(ひけらかすような言い方にはならないよう、ご注意ください)
また、比較検討していることを隠していると、変につじつまを合わせようとしたりして、あなた自身も疲れてしまいます。
「転職を成功させたい」、「今の生活を変えたい」といったことが、あなたが転職する目的ですよね。本来の目的とは違うところに労力を使うのは、絶対に避けましょう。
同じ企業に応募しない
求人によっては、複数のエージェントが同じ求人を公開しているケースがあります。
そのときに、間違っても複数のエージェントから同じ求人に応募してしまうことは、避けなければなりません。
余計なトラブルにつながるおそれがあるため、注意しましょう。そこは最低限のマナーでもありますので、複数のエージェントを利用していることは、事前に伝えておきましょう。
まとめ
今回は、「複数の転職エージェントを利用する」というテーマで解説しました。
その理由については、
- 担当するエージェントとの相性を確かめるため
- 転職エージェントにより、扱っている求人が異なるため
でした。
また、複数の転職エージェントを活用するコツと注意点は、以下のとおり。
複数の転職エージェントを活用するコツ
- 電話面談(またはオンライン面談)を利用する
- 最終的にメインのエージェントは2社に絞る
注意点
- 転職エージェントのビジネスモデルを知っておく
- 「すぐにでも転職をしたい」という意志を伝える
- 複数の転職エージェントを利用していることを隠さない
- 異なるエージェントから、同じ求人に応募しない
とはいえ、「100%マッチする理想の会社」なんてものは存在しません。目指すのは転職活動を通して、「あなたがなにを成し遂げるのか」です。それを達成するための踏み台として、転職先を見つけましょう。
また、私サルテンは転職にまつわる相談サービスもおこなっています。転職にまつわる不安や疑問への回答や応募書類の添削などにも対応していますので、気になる方は以下のリンクより、お気軽にご相談ください。
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