- 転職活動に疲れた
- 転職活動する時間が取れない
というお悩みにお答えしていきます。
転職活動に疲れてしまう原因は、主に以下のようなことではないでしょうか。
- 仕事をやりながらの転職活動のため、時間がなくストレスを感じている
- 結果が伴わず(不採用など)、精神的に追い込まれている
- スケジュール管理が大変
- 交通費などの出費がバカにならない
- 相談できる相手がいない
上記のような理由で、転職活動に疲弊してしまったという方。まずは一旦、転職活動を休止してもよいかもしれません。
精神が不安定な状態で転職活動をしていても、結果が良くなることはありません。これまでの転職活動が無駄になることは決してありませんので、お休みを取りましょう。
そのうえで、再度、転職活動を始める際に、同じことになってしまわないよう、私からアドバイスさせていただきます。
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- 前職では、1次選考の採用担当もしておりました
- ホワイト企業に転職し、現在はストレスの無い日々を過ごしています
結論、転職活動を習慣化することができれば、問題は解決します。その理由や根拠、具体的な実践方法を解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事をご覧いただければ、転職活動に疲れてしまうことなく、自分のペースで転職活動を進めることができます。
目次
そもそも、なぜ転職活動を習慣化させるのか
転職活動を習慣化させることは、あなたへの負担軽減につながります。先にもご説明したとおり、転職活動は、ときに心身を大きく痛めつけるほど、過酷なものです。
また、転職先の判断は、人生を大きく左右する決断となります。そんな転職活動を、短期的に済ませようとしてはいけません。最低でも6カ月、できれば1年ぐらいは転職活動に期間を割いた方がよいです。
また、人間は物事の判断や決断、選択をする際、「自分のもっている情報」で決断します。1,2カ月で転職をしてしまう人は、その情報が圧倒的に足りないので、適切な判断が下せません。
ですので、転職活動はあなたの人生のなかに組み込むことが大切です。そして、長期的な目線(1年程度)で取り組むことをおすすめします。
それでは、転職活動に疲れてしまわないよう、習慣化させるテクニックをお伝えします。私の実体験にもとづき解説していますので、参考になればうれしいです。
転職活動を習慣化させるコツ
精神論に頼らない
精神論、根性論に頼るのはやめましょう。人間は意志の弱い生き物です。なので、「最初に掲げた強い意志」に頼ったところで、長続きしません。
私は小学3年のころから野球をやっていましたが、よく根性がないと怒られていました。しかし、転職活動を1年間、ほぼ毎日継続しました。
結果、ノースキル&低学歴の私でも、倍率50倍を超え、高学歴の猛者が集まる人気企業に、転職することができました。
また、26歳のころから、毎日読書する習慣を身に付け、毎月10冊以上の読書をしています。(それまでは、中学校のときの朝読書以外、読書なんてしたことありませんでした。)
他には、7年間吸っていたタバコという「継続したくない習慣」は、しっかりと断つことができました。
これらは全て、私に強い意志があったからではありません。むしろ「精神論には頼ろうとしない」ことを理解しておくことが重要です。
あなたの時間はどこかに存在している
どんなに忙しい方でも、自由に使える時間はどこかに存在しています。
自分の1日、1週間のスケジュールを見直してみてください。具体的には、紙に書きだした方がわかりやすいです。
そうすると電車や移動中などのスキマ時間、朝の30分など時間は必ずどこかにあります。
1時間ですら、忙しくて時間が取れないという人はいないと思います。時間は天から降ってきません。自分でつくり出すものなんです。
なので、もう一度、あなたの生活、タイムスケジュールを振り返ってみましょう。
毎日触れる
物事を習慣化するには、継続したいことに毎日触れるとよいです。5分でも10分でもよいです。とにかく毎日やってみましょう。
不思議なことに、「最初5分だけ」と思って始めたときも、次第にエンジンがかかって1時間取り組んだ」というケースが頻繁にあります。
また、エンジンかからなければその日はやめても大丈夫です。「毎日やっている」というのが、小さな自信に変わっていきます。
このサイクルになると、やらない日があったら逆に気持ち悪いという状態になります。歯を毎日磨くくらい、やるのが当たり前になっています。
「イフゼンプランニング」という言葉をご存知でしょうか。
イフゼンプランニングとは
もし(if=イフ)、Xをしたら、その時に(then=ゼン)Yをする
詳しく知りたい方は、下記をご参照ください。
イフゼンプランニングについて、転職活動に置き換えてみると、
- 朝起きたら履歴書とボールペンの前に座る
- 電車に乗ったら転職の本を開く
- 水曜日になったら、転職エージェントへ連絡する
など、普段の習慣と取り入れたい習慣を紐づけることで、効果的に習慣化できると言われています。
人間は意志の弱い生き物であると自覚し、自動化のため毎日のように転職に触れることをおすすめします。
朝に習慣化させたいことをやる
上記の話題に付随しておりますが、毎日触れるためには、「朝に習慣化させたいことをおこなう」ようにしましょう。
そのほうが、毎日継続しやすいからです。
なにかを継続しようと思ったとき、以下のようなルーティンに入ったご経験はないでしょうか?
習慣を夜に取り入れた場合
最初の数日は実行する⇒次第に、仕事で疲れてしまった日の夜はやらなくなる⇒毎日継続が途絶える⇒習慣化に失敗
習慣を朝に取り入れた場合
普段より、朝10分だけ早く起きて、習慣化したいことに取り組む⇒仕事で疲れてしまい、夜やらなかったとしても継続中⇒段々と毎日やらなければ気持ち悪い状態に入る⇒習慣化に成功
また、精神科医の樺沢紫苑先生著書の『神・時間術』では、「朝は脳のゴールデンタイム」であると語られています。
人間は目覚めてから2、3時間が、最も高くパフォーマンスが発揮できます。転職活動習慣は、ぜひ「朝から」取り入れていきましょう。
スマートフォンやテレビは習慣化の大敵
スマートフォンやテレビは、習慣化の大敵です。知らず知らずのうちに、あなたの大切な時間が奪われていきます。
普段の生活から、スマートフォンやテレビに時間を奪われない工夫が大切です。
私は、以下のような工夫をしています。
- スマートフォンの通知をオフにする
- 作業中は、スマートフォンやテレビのリモコンを、手の届かないところに置く
- iPhoneのスクリーンタイム機能で、閲覧時間を把握する
- YouTubeは1日1時間を超えるとアラームが鳴るように設定
- ゲームなどのアプリケーションを削除する...など
みなさんも「デジタル断食」しましょう。また、「デジタル断食」については、以下の本もおすすめです。
しかしながら、スマートフォンは使い方によって、自己成長につなげることのできる、大変便利な道具です。
使い方にはぜひ気をつけて、自分時間を捻出してください。
起床時間&就寝時間は毎日固定
起床時間と就寝時間は毎日固定しましょう。もちろん、休日も同じ時間に設定します。
習慣化はリズムです。ですから、起床時間と就寝時間を固定することで、生活にリズムが生まれます。
私は休日含め、「6時30分起床&22時30分就寝」を毎日固定しています。
この時間で設定することにより、最低でも7時間は睡眠が取れています。
という方は、「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」でリズムを作ってみてください。
朝早く起きれば、夜は自ずと眠たくなります。
完璧主義な人は注意
「完璧主義者」の方は要注意です。
それは、転職活動を継続するにあたり、自分自身に失望してしまう習性にあるからです。
完璧主義とは、準備を完璧にしてから行動する人のことです。ちなみに私も、完璧主義の人間でした。
しかし、やったこともないことのないのに、始める前から完璧に準備するなんて不可能だと思いませんか?
転職活動においてもそうです。
例えば、自分が作成した履歴書の仕上がりを見たとき、
- 「こんなんじゃダメだ」と考える
- 情報収集に時間と労力を使う
- 成功体験や失敗経験ができない
- 楽しくない、目標見失う
- つまらなくなってやらなくなる
という悪循環に陥る可能性があります。すると、いつしか転職活動が苦しくなってしまい、継続が困難になります。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか―中島聡 (著)』でも語られていましたが、100点満点は求めないでください。まずは、完成させることを目指し、そのなかで繰り返し修正(アップデート)することが大切です。
まとめ
今回は、転職活動に疲れてしまったという方へ、転職活動を習慣化する7つのポイントでお伝えしてきました。
まとめると、
- 精神論に頼らない
- あなたの時間はどこかに眠っている
- 毎日触れる
- 転職活動は朝から
- スマートフォンやテレビは習慣化の大敵
- 起床時間&就寝時間は毎日固定する
- 完璧主義を捨てる
でした。
転職活動は長期的な目線で取り組むことが重要です。また、転職活動は心身に大きな負荷がかかることです。
転職活動を上手に習慣化し、疲れてしまわない態勢を整えましょう。
また、私サルテンは転職にまつわる相談サービスもおこなっています。
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