転職

面接を突破する転職理由とは|倍率50倍の企業に内定した私の転職理由も公開

 

 

サルテン
倍率50倍を超える企業から内定を取り、前職では1次採用も担当していた、サルテンです。

 

 

今回は、

 

  • 明確な転職理由が思いつかない
  • 正直に答えてしまったら、不採用になるのではないか
  • 嘘を答えてもいいの?

 

といった疑問やお悩みにお答えしていきます。

 

早速結論ですが、「転職理由」は面接の場面において、ほぼ100%質問されるため、入念に作りこむことをおすすめしています。

 

なぜなら、転職理由はその人の「価値観」や「志向」が、1番表れるため、面接官も大変重要視している質問だからです。

 

だからこそ、事前に準備しておき、マイナスな印象を与えないよう工夫することが大切です。

 

本記事をご覧いただくことで、「面接で一貫性のある転職理由」が答えられようになりますので、是非最後までご覧ください。

 

サルテンについてはコチラ

  1. 倍率50倍を超える企業から内定を獲得しました
  2. 前職では、1次選考の採用面接官を担当
  3. ホワイト企業に転職し、現在はストレスの無い日々を過ごしています

 

 

 

 

 

なぜ転職理由を聞くのか

そもそも、「なぜ転職理由を聞くのか」を見ていきましょう。

 

冒頭でもご説明しましたが、転職活動のおける面接では、ほぼ100%「あなたの退職理由」に関する質問があります。

 

それは、面接官があなたの「価値観」や「志向」、「考え方」などを把握するために、最も効果的な質問だからです。

 

採用する側からすれば、あなたには「長く勤めてほしい」と考えております。

 

ですので、「自社の社風や人間関係、働き方にマッチしているか」を見極める必要があります。

 

そのためにも、「転職理由」はとても重要度の高い質問になります。

 

転職理由が重要なのはわかったけど、うまく答えられる自信がないです...
昔のサルテン

 

という方もいるかと思いますので、ここからは「転職理由を考えるポイント」についてご紹介していきます。

 

「納得を得る転職理由」を考えるための3ステップ

◇第1ステップ

まず、「退職を希望するきっかけとなった出来事やその理由」を紙にひたすら、自分の思いつく限り書き出します。

 

ココがポイント

  • 1分程度で出しつくす
  • 頭にでできたことをそのまま書きだす
  • 正しい、間違ってる、面接にふさわしくない、などは一切考えない

 

◇第2ステップ

ピックアップした要素がネガティブなものであれば、ポジティブな表現へ変換します。

 

例えば以下のような感じです。

 

  • 勤務時間が長い→効率的に働くスキルを磨きたい
  • パワハラ→主体的に業務に取り組みたい
  • 社長がワンマン→自由に意見やアイデアを創出したい
  • ノルマがきつい→顧客と長く深い関係を築きたい...など

 

これも先程とは別の紙に思いつくまま書き出してもよいかもしれません。

 

これで要素が浮き彫りにできたのではないでしょうか。

 

あとは、文章を構成するだけですね。

 

◇第3ステップ

転職理由の文章を構成する際は、下記の流れで作成するとよいです。

 

  1. 退職を希望するきっかけとなった出来事や、その理由はなにか
  2. 改善しようと取り組んだことはなにか
  3. それを踏まえ、どのような軸を持って転職活動しているか
  4. 転職先でどのように活躍していきたいか

 

ステップ1、2で抽出した「転職理由となる要素」を上記①~④に当てはめ、文章を構成していきましょう。

 

記事の最後には、私が実際に使用していた転職理由の1つをご紹介しています。

 

上記の文章構成に基づき作成しておりますので、是非ご覧ください。

 

転職理由の注意点とは

転職理由は「減点方式」で採点

志望動機と違い、転職理由は「減点方式」で採点しています。

 

「自社でも同じことにならないか」、「人間性に問題はないか」という目線で聞いていますので、大幅減点を食らわないよう注意しましょう。

 

「減点方式」は、あなどると案外危険です。

 

一発で不採用の烙印を押されかねませんので、しっかりと作り込むことをおすすめしています。

 

会社の悪口(他責思考)は言わない

転職活動をしているということは、会社に何らかの不満がある場合が多いかと思います。

 

それは面接官も承知しています。

 

だからといって、会社の悪口として転職理由を伝えるのはやめましょう。

 

どんなに会社が悪かったとしても、「とはいっても、あなたにも落ち度はあるのではないか?」という目線で面接官は見てくる場合があります。

 

そうなると、あなたの印象は下がってしまいます。

 

特に人間関係に関する不満は、どの会社にも一定数あるものだと私は思っています。

 

人間関係を理由に退職したとなると、「コミュニケーション能力が低いのでは?」や「人間関係が上手くできないのでは?」などと勘違いされてしまう可能性もあるので、伝え方には注意していきましょう。

 

ストーリー性と一貫性を持たせる

ストーリー性と一貫性を持たせるには、「転職理由⇒志望動機」へ繋げることが大事です。

 

転職の面接で1番伝えなければならないことは、「御社で活躍すること」と「御社に貢献すること」です。

 

ならば、転職理由を聞かれた場合も、最終的には「御社で活躍するため」という点をアピールしましょう。

 

そうすれば、面接官の頭の中でも、「あなたの一貫性」を感じることができます。

 

実際に私が使っていた転職理由

それでは最後に、私が実際に使用していた転職理由の1つをご紹介していきます。

 

①「勤務時間」の改善を図りたく、退職を検討しております。現職では月の残業時間が休日出勤を含めますと、おおよそ80〜100時間となっており、月の休日日数も3,4日程度となっております。②勤務時間を改善すべく、上司にかけあい、ミーティング時間の短縮や効率化を図る提案も試みました。結果として、「昔からこのやり方でやっていたから、自分たちの権限でも変えることができない」との理由から業務改善の実現はしませんでした。③そのため、より効率的に業務に励み、長く勤められる環境を希望しております。御社の募集要項では5年ほどのスパンでジョブローテーションがあるとの事で、長く勤めればより多くの業務に携わることができ、幅広い知識や経験が得られると考えます。④多角的視点を持つスキルを高めつつ、現職で培った「提案力」や「調整力」を存分に活かし、御社の発展に貢献して参ります。

 

 

気を付けた点

  1. 具体的な文章にするため、「数字」を入れる
  2. 改善の取り組みをおこなった事実を伝える
  3. 最後は志望動機も含める

 

「ワークライフバランス」を転職理由にしましたが、「これなら退職しても仕方ないよね」と面接官に言ってもらえました。

 

 

まとめ

今回は、「面接を突破する転職理由」について解説していきました。

 

まとめると、

 

転職理由を質問する理由としては、面接官があなたの「価値観」や「志向」、「考え方」などを把握するためには、最も効果的な質問であるからです。

 

そして、「納得を得る転職理由」を考えるための3ステップは以下でした。

 

◇第1ステップ

「退職を希望するきっかけとなった出来事やその理由」を紙にひたすら、自分の思いつく限り書き出す

 

◇第2ステップ

ピックアップした要素がネガティブなものであれば、ポジティブな表現へ変換する

 

◇第3ステップ

転職理由の文章を構成する際は、下記の流れで作成するとよい

  1. 退職を希望するきっかけとなった出来事や、その理由はなにか
  2. 改善しようと取り組んだことはなにか
  3. それを踏まえ、どのような軸を持って転職活動しているか
  4. 転職先でどのように活躍していきたいか

 

「あなたが長く勤めてくれるか?」というのを面接官も不安に思っているため、転職理由を聞いています。

 

一貫性のある退職理由をしっかりと準備し、その不安を払拭してあげましょう!

 

また、転職相談サービスもおこなっています。

 

転職にまつわる不安や疑問への回答や応募書類の添削などにも対応しています。

 

気になる方は以下のリンクより、お気軽にご相談ください。

 

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