![](http://care-waku.com/wp-content/uploads/2021/09/937d2c0174e480ca8a0773b276fb881c.png)
- たくさん応募書類を送っているのに、なかなか書類選考が通らない
- 正しい応募書類の作り方がわからない
- 書類作成にあたって、どういったことに気を付けたらいいの?
といったことで悩んでいませんか?
一般的に新卒採用と比べ、転職のほうが書類選考の通過が難しいとされています。転職の書類通過率は、業界や職種にもよりますが、概ね30%程度です。また人気のホワイト企業に転職する場合は、もっと通過率が低いです。
ですが、転職の書類作成において、通過のコツを知らない方や実践していない方は意外と多いんです。なので、本記事に書いてあることは是非意識してください。他の応募者との差別化を図ることができ、書類通過確率を一気に上げることができます。
本記事をご覧いただければ、「選考通過できる応募書類の気をつけるべき点」が理解でき、書類選考通過率を上げることができます。
意外とやってしまっている内容もありますので、ご自身の応募書類と見比べながら、是非最後までご覧ください。
倍率50倍を超える企業2社から内定を勝ち取り、前職では1次採用の人事を担当していた、私が解説していきます。
私(サルテン)についてはコチラ
- 私は倍率50倍を超える企業から内定を獲得。
- 前職では、1次選考の採用担当もしておりました。
- ホワイト企業に転職し、現在はストレスの無い日々を過ごしています。
また、私サルテンは「転職相談サービス」をおこなっています。
転職にまつわる不安や疑問への回答や、応募書類の添削などにも対応していますので、気になる方は以下のリンクより、お気軽にご相談ください。
未経験の方向け転職サポート!丁寧に対応いたします 転職相談に対応!職務経歴書・履歴書・ESの添削もします!
目次
結論:採用担当の気持ちを考える
結論、読み手(採用担当)の気持ちを考えて、応募書類を作ることが大切です。
みなさんは採用担当の気持ちを考えて、「読みやすい文章を書く」ということを、どれだけ意識できているでしょうか。
履歴書や職務経歴書を読みやすく書くということは、「採用担当の姿」を思い浮かべ、「採用担当がどんなことを考えているのか」まで予測しながら書く必要があります。
とはいっても昔の私みたいに、
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と感じる方もいるでしょう。
そこで以下より、採用担当が一体どんなことを考えながら応募書類を見ているのか。
そのポイントを10選にまとめました。
以下のことを意識しながら作成することで、書類選考の通過率を飛躍的に向上させることができます。是非ご覧ください。
書類選考通過のポイント10選
文字の間隔・大きさ
文字の間隔や大きさにも注意を払いましょう。
基本的に採用担当は、応募書類を流し読みしています。
なので、「書類の見た目」によって、ちゃんと中身を見るかどうかの判断が下されます。
特によくやってしまいがちなのが、書類作成に力が入りすぎて、ビッシリ書いてしまうことです。
読む気が無くなってしまうので、是非注意しましょう。
- 文字の間隔は適切か?(スカスカ・ビッシリになっていないか)
- 文字の大きさは適切か?(大きすぎず、小さすぎず)
![](http://care-waku.com/wp-content/uploads/2021/09/2businessman-d-08-266x300.png)
誤字脱字(最低3回は読み返しましょう)
作成した書類に誤字脱字がないか、しっかりとチェックしましょう。
誤りがあるまま提出してしまうと、「読み返していないな」と思われてしまいます。
多くのビジネスマンにおいては、文書の作成スキルが求められます。
また、誤字脱字の箇所によっては、書類の信憑性を疑われる場合がありますので、注意したいところです。
私も普段、ビジネスの現場で実践しておりますが、作成した書類は必ず読み返して修正(推敲)することが大事です。
推敲のコツを以下にまとめますので、よければ実践してみてください。
- 【時間をおいて読み返す】⇒第三者目線を取り入れられる
- 【プリントアウトして読み返す】⇒第三者目線を取り入れられる
- 【音読する】⇒文章を読むときは誰しも、心の中で音読しています。「音読したときにスラスラ読めるかどうか」が読みやすさに直結します。
- 【他社目線を加える】⇒家族や同僚などに読んでもらうことで、自分でも気づけないフィードバックがもらえます。
ひらがなと漢字のバランス(ひらがな7〜8割:漢字2〜3割)
ひらがなと漢字の配分で、読みやすさが格段に変わってきます。
理想の比率は、「ひらがな7〜8割:漢字2〜3割」です。
ちなみに、以下のような漢字は、できるだけ「ひらがな」で表記してみましょう。
そのほうがうまくバランスを取ることができます。ぜひご参考までに。
事⇒こと
物⇒もの
時⇒とき
所⇒ところ
位⇒くらい
頂く⇒いただく
及び⇒および
等⇒など
為⇒ため
殆ど⇒ほとんど
僅か⇒わずか
何処⇒どこ
内容は具体的に
応募書類の内容は、より具体的に書くことを心掛けましょう。
特に自己PRや志望動機などでは、「あなたが活躍するイメージ」を採用担当に持たせる必要があります。
具体的に書くためには、「数字」を用いるとよいです。
- 売上げを大きくあげた⇒2,200万円の売上アップに貢献した
- 新規顧客を獲得した⇒2年間で32件の新規顧客を獲得した
などです。
また、「今年度の実績は5,000万円でした」と言われても、業界人でない限り、ピンときません。
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というように、比較を用いることで、他業界が見てもイメージしやすくなります。
専門用語や業界用語は使わない
応募書類に、専門用語や業界用語は記載していませんか?
前職では当たり前に使っていた言葉が、他の業界では知られていない。なんてことが多々あります。
また、応募書類では採用担当に疑問符(?)を連想させてはいけません。
面接と異なり、応募書類での疑問はその場で聞くことができません。
そのままゴミ箱行きになってしまわないよう、注意しましょう。
守秘義務に違反はないか
現職でのキャリアを具体的に伝えようとする余り、守秘義務に反した内容を書いている場合があります。
それが守れていないと、モラルやマナーの無い人間だと判断されてしまう可能性があります。
たとえば、「新規事業の企画内容や、取引先企業名を言ってしまう」といったことです。
その情報は「社外秘」だったりするケースもあるので、注意したいところです。
PREP(プレップ)法に則った、文章を構成
わかりやすい文章を作成するうえで外せないのが、「PREP(プレップ)法」です。
PREP(プレップ)法とは
P:結論
R:理由
E:具体例
P:結論
詳しくはこちらの記事にも記載しています。
![](http://care-waku.com/wp-content/uploads/2021/09/2businessman-d-08-266x300.png)
という方は、「結論ファースト(アンサーファースト)」だけでも実践してください。
つまり、結論を最初に述べるということです。
それをするだけで、「相手にわかりやすく」かつ「説得力のある文章」を作成することができます。
キーワードを盛り込む
採用担当は流し読みが基本なので、目線を止める必要があります。
そのために「目に留まるキーワード」を入れておくとよいでしょう。
私の場合でいえば、「相手立場になって考える」をキーワードに、自己PRをしていました。
他には、変わった趣味などを書いてみるのもよいかもしれません。
鍵かっこ「」などをうまく活用し、どうすれば採用担当の目線を止められるかを考えましょう。
欠員がなかなか出ない、人気のあるホワイト企業には、数人の募集に対して数百通もの書類が送られてくる場合もあります。
その中から書類の良し悪しを判断しなければならないため、「書類を流し読みしている」ということが容易に想像できます。
採用側も私たちと同じ人間ですから、パッと見で「読みやすそうだな」という印象を与えましょう。
応募書類の内容を使いまわしはしない
応募書類の内容を使いまわすのはNGです。
転職活動されている方の中には、10社、20社と応募をされているかと思いますが、応募企業によって、志望動機や自己PRは変わるものです。
また、書類をたくさん見ている採用担当は、使いまわしをしているのはわかります。
的外れな志望動機や自己PRにもつながってしまうので、書類選考の通過はまずむずかしいでしょう。
仮に通過できたとしても、面接ではその書類をもとに進行していくため、的外れな内容でしっかりとアピールすることになります。
仕事をしながら転職活動していくのは、本当に大変なことだと思いますし、私もそれを経験してきましたので、本当によくわかります。
なので、「書類作成のスキル向上のためだ」というマインドで、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
「急がば回れ」です。
履歴書は手書きで作成
職務経歴書は指定のない限り、PC入力で構いませんが、履歴書のPC入力、手書きの指定が「どちらでも可」の場合は、手書きで作成することをオススメします。
なぜなら、人柄や熱意を伝えやすくなるからです。
アピールできるのは、「履歴書の内容」だけではありません。
志望動機を御社仕様につくりこみ、手書きで仕上げたというその「手間隙」は十分なアピール材料になります。
私も採用担当をしていた頃、手書きの書類の方が、圧倒的に人柄がイメージしやすく、実際に会ってみたいなという印象を受けました。
ただし、「PC入力指定」の場合は、指示通りにしましょう。
PCスキルを見たいなどの、”採用側の意図”があるからです。
ちなみに、「消せるペン(フリクション)で記入」や「修正機を使う」は当然NGです。
なぜなら、その書類の信憑性が無くなるからです。
履歴書は、あなたの個人情報が載ってる大切な書類です。
それなのに、そのような訂正箇所があるようでは、誰が訂正したのかわからず、信頼性が0になります。
かといって訂正箇所に、印鑑をつけばいいのかというと、決してそうではないので面倒かもしれませんが最初から書き直しましょう。
まとめ
今回は、応募書類を作成するうえで気をつけるべきポイント10選について、解説していきました。
記事の内容をまとめると、
- 文字の間隔・大きさ
- 誤字脱字(最低3回は読み返しましょう)
- ひらがなと漢字のバランス(ひらがな7〜8割:漢字2〜3割)
- 内容はより具体的に
- 専門用語や業界用語は使わない
- 守秘義務に違反はないか
- PREP(プレップ)法に則った文章構成
- キーワードを盛り込む
- 応募書類の内容を使いまわしはしない
- 履歴書は手書きで作成
また、手書きで履歴書を作成する際は、ボールペンにもこだわってみましょう。
使用するボールペンによって、応募書類の印象は大きく異なります。
おすすめは、「ゲルインキの0.7mm」です。
ゲルインキは滲みにくく、なめらかに書けるのが特徴です。
また、個人的に1番見栄えがいいのが、0.7mmです。
最後は余談になりましたが、以上のことを意識していただき、書類作成がんばってみてください。
「キャリワークに直接相談してみたい!」という方は、以下のリンクからも相談可能です。